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日本に同性愛者は951万人?!LGBTの割合は日本人口の7.6%にも達しています!

 2016/10/04 LGBTニュース
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同性愛者は、今日本にどれくらいの割合いるのだろうか…?あなたは、こんな疑問を持っているかもしれません。

確かに、今の日本ではカミングアウトしていない方の方が多いと言われていますから、今日本にどれくらい同性愛者がいるのかを算出するのは難しいかもしれません。

ですが、今の日本でも同性愛者の割合を算出している企業があります。

それをもとにして、今回は同性愛者を含むLGBTが今日本にどれくらいの割合いると言われているのかをお話していきます。

 

同性愛者を含むLGBTは、日本にどれくらいいるのか?

2015年4月23日電通ダイバーシティーラブが調査した結果によると、今、日本には日本人口の7.6%の同性愛者を含むLGBTがいると結論付けています。

LGBT 層に該当する人は 7.6%(2012 年調査では 5.2%※3)と算出されました。

本調査では、セクシュアリティを「身体の性別」、「心の性別」(自分は男だ、女だという性自認)、
「好きになる相手・恋愛対象の相手の性別」の 3 つの組み合わせで分類し、DDL 独自の「セクシュアリティマップ※4」(下図参照)を元に、ストレート(異性愛者で、身体と心の性別が一致している人)セクシュアリティである図内②(ストレート男性)と、図内⑩(ストレート女性)と答えた方以外を LGBT 層と規定しています。

この7.6%という数字。

今日本人口が2016年9月現在、総務省の調べによると

<日本人人口> 1億2520万7千人

と言われています。

参考資料:http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201609.pdf

単純計算で、

1億2520万7千人×0.076=951万5732人

「951万5732人」の人達が、同性愛者を含むLGBTになります。

左利きやAB型と同じくらいLGBTは存在する!

951万5732人というと、左利きの日本人とほぼ同じと言われ、951万5732人というと、AB型の日本人とほぼ同じ割合と言われています。

また、佐藤・鈴木・高橋・田中さんのようなよくある苗字の日本人は、約600万人と言われていますから、佐藤・鈴木・高橋・田中さんよりも、LGBTの日本人の方が多いことになります。

 

LGBTと同性愛者の違いとは?

ここで少し基本的な話をしておきましょう。

LGBTと同性愛者を同じように考えていたり、LGBT自体の意味を知らない方もいると思います。

そもそも、同性愛者とはどういう人を指すのか?

これを知るためには、「セクシュアリティ(=性のあり方)の3要素」を知る必要があります。

セクシュアリティは、3つの要素から判断されています。

「セクシュアリティ(=性のあり方)の3要素」

・からだの性:自分自身の身体が男性か女性か?

・こころの性:自分自身の性別をどう認識しているか?

・恋愛対象の性:恋愛対象が男性か女性か?

この3つの要素から、同性愛者(ゲイやレズビアン)なのか両性愛者(バイセクシャル)なのか
異性愛者(ストレート)なのかなどが判断されるのです。

下の図1は、いわゆる大多数の異性愛者です。女性は男性を好きになり、女性は男性を好きになる人達。

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下の図2は、同性愛者です。男性が男性を好きになり、女性が女性を好きになる人達。

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下の図3は、両性愛者です。男性が性別関係なく男女が恋愛対象に入り、女性も性別関係なく男女が恋愛対象に入る人達。

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同性愛者とは、正確には「図2」の人達を言います。ですが、LGBTの中には、バイセクシャルも含まれます。

では、LGBTとはどういう人達を指すのか?

LGBTとは、下の4つの人達の頭文字をとった総称です。

  • L(レズビアン)→女性の同性愛者
  • G(ゲイ)→男性の同性愛者
  • B(バイセクシャル)→両性愛者
  • T(トランスジェンダー)→心と体が一致しない人

ここで、1つ聞きなれない言葉が出てきたと思います。

「トランスジェンダー」

トランスジェンダーのトランスとはラテン語で「反対の」「別の側の」「変える」の意味で、2つのものが一致していないことを指しています。

トランスジェンダーは、「からだの性」と「こころの性」が一致していない感覚を持っている人のこと。

だから、この2つを一致させるために性適合手術を行う人もいれば行わない人もいます。

芸能人で言うのなら、はるな愛さんは性適合手術をしたトランスジェンダーで、マツコ・デラックスさんは、性適合手術をしていないトランスジェンダーになるのでしょう。

さきほどの表に当てはめるとこうなります。

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トランスジェンダーの場合、「こころの性」と「恋愛対象」の関係で同性愛者or異性愛者と判断されるのか、「からだの性」と「恋愛対象」の関係で同性愛者or異性愛者と判断されるのかは、今のところ不明です。(さまざまな見解があります)

ただ、ここでは「こころの性」と「恋愛対象」の関係で同性愛者or異性愛者と判断されると仮定して、表を作りました。

まとめると、LGBTとは、同性愛者だけのことを言うのではなく、

  • L(レズビアン)→女性の同性愛者
  • G(ゲイ)→男性の同性愛者
  • B(バイセクシャル)→両性愛者
  • T(トランスジェンダー)→心と体が一致しない人

この全員のことを指すのです。

そして、日本に左利きと同じくらいいると言われている951万5732人は、同性愛者だけでなく、LGBTすべての人達を指すのです。

※LGBTには、もっと細かい分類がありますが今回は省きます。

 

都道府県別!LGBTの割合は?

とても面白い割合分類を出している方がいました。

都道府県別のLGBTの人口割合です。

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引用:http://makolove.com/archives/1342

単純に、LGBTが人口の7.6%という結果を受け、単純に各都道府県の人口に0.076をかけて出した人数だそうです。

こうやって見ると、東京都だけで94万5961人もLGBTがいるのです。94万人というと、東京ドームが17回個あっても足りないくらいの人数です。

そうとうの数のLGBTが、日本には存在するということです。

 

LGBTの市場規模は5.94兆円!

そんなLGBTの市場規模は、今や5.94兆円とも言われています。

参考資料:http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2015041-0423.pdf#page=2

この市場に参入しようと、日本では大手電通も実際に動き出しています。

また、アメリカでは、Human Rights Campaignという団体が、LGBTを平等に扱う社会を実現するという目的から、毎年各企業のLGBTが働きやすい取り組みをどれだけ行っているかを点数化して公表する仕組みがあり、この公表を企業と就業者が大きく注目するようになっています。

 

LGBT当事者である私も驚いた!

正直、この951万5732人という数字には、当事者である私も驚きました。

レズビアンである私の周りには、当然ゲイやレズビアン、バイセクシャルやトランスジェンダーの友人が一般の方よりも多くいますが、まさかこんなにも多いとは思いもしませんでした。

そして、ほとんどのLGBTの方が新宿2丁目などに顔を出さず、カミングアウトせずに生きているのだという現実を目の当たりにせざるおえませんでした。

 

今の日本は同性愛者を含むLGBTを受け入れるているか?

先日、レズビアンのオフ会に参加してきました。

レズビアンばかりが、約60人ほど集まった合コンのような集まりです。

そこで知り合った女性が、「私の会社は、レズビアンカップルも働いていますよ。今日も会社の同僚と来ました^^」と、とてもあっけらかんと話してくれました。

数年前に比べ、会社でもカミングアウトし、同僚たちもそれを受け入れる態勢が整っている会社も出始めているのだと思います。

 

でも、私がノンケ男性にカミングアウトした結果・・・

ですが、私が、つい先日話の流れでノンケ男性に「私はレズビアンなんです」とカミングアウトをしたら、その男性はそんなに驚かなくても…というほど驚いていました。

そして、LGBTという言葉は全く知らず、同性愛者の人に初めて会ったと目を丸くしていました。

いくら昔と比べ、社会がLGBTの人達を受け入れられやすくなったとは言えど、まだまだ現状は、こんなものなのです。

LGBTの人と会う機会がない…そんな人がほとんどなのでしょう。

 

まとめ

正直、今の日本の現状では、LGBTの人達が職場でカミングアウトすることは、かなりの抵抗があるのでしょう。

極度にいじめられることはなかったとしても、陰口を叩かれたり、仕事がしにくくなったり、はれ者扱いされたり、家族の反応が気になったり、いろいろな障害があり、ごく普通の異性愛者を装っている方が楽に生きられるのでしょう。

ですが、もう既に日本もアメリカのように現実的に、渋谷区では、パートナーシップが認められ、大阪府の淀川区でも、LGBT支援事業がはじまっています。

つい50年前は、国際結婚が驚くほど目についていましたが、今は珍しくもなんともなくなったように、50年後100年後には、同性婚も何の珍しさも感じないようになるのかもしれません。

できるのならば、私が生きているうちにそうなってほしいと願うばかりです。

 

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ライター紹介 ライター一覧

吉瀬たまき

LGBT.comJAPAN運営事務局代表。レズビアン。LGBT関連のフリーライターとして2014年より活動をスタート。本人も小さい頃から、性的マイノリティについて悩み様々なメディアの情報に振り回されながらも、独自にさまざまな知識や恋愛経験を得る。同時に、婚活関連会社に就職後1万件以上の恋愛相談にのり続けた実績を持つ。性別・マイノリティ・マジョリティにとらわれず「ワクワクした人生を」をモットーにさまざまな活動に取り組んでいる。

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